December 10, 2004

東アジア共同体 視野に


「アメリカやEUにも対抗しうるアジアの経済連合が必要なんです!!」

と自分は灼熱地獄だった今年の東京のとある一室で、何度か面接官の前でこの事について熱く語っていたわけですが(確か同時にEURO2004の話もしてた)、すでに世界は自分が想像していたより前に進んでいたようです。 

情報源は11月30日の日本経済新聞。 最初はスクラップしてたんですが、特にスクラップブックも準備せずただ記事を切り出して机に上に置いていたので、「(そのうち絶対ごみと間違って捨ててしまう)」と気付いたので本文そのままblogの方にコピーすることにしました。 

正直この記事を見つけた時はそれこそ キターって感じでかなりはしゃいでたりしてたんですが、ひょっとして知らなかったのは自分だけ?と最近思ったりもします。(そうだったらかなり恥ずかしぃ・・・)

世界での経済競争の点から、問題が山積みだとしても今からでもアジア諸国は共同体といった枠組みを考えて行動していかないと自分達がリタイアするころには米国、欧州などに大きなが差がついてしまうのでは?というのが私見でこれから働きだす上で心配している要素の1つです。まぁ裏を返せばアジアがガラリと変わるこの時に動ける、働けるというのはめっちゃ楽しそうとも思っています。 

以下、記事の引用。

【ビエンチャン=宮内禎一、川瀬憲司】

投稿者 Yas : 05:27 PM | コメント (0)

November 24, 2004

日本で大繁盛

Simon Woodroffe どこのYo!Sushi!も立地的には抜群のところにあるが、いかんせん人通りが多い場所(例えばデパートの中とか空港の中とか)にもあるので そういったところで寿司を食べるのは日本人には少し抵抗があるかも


今日の日経にイギリスのEntrepreneursが日本からの文化的な影響を受けて、それを母国に持ち帰り新しいビジネスにする といった記事があった。 

記事では3人の起業家が紹介されていたんでだけど、その中でも目を引いたのがイギリスではじめて回転寿司をオープンさせた「Yo! Sushi!」のオーナー Simon Woodroffe

サイモンとYo! Sushi!の事は論文を書く前から、Mikeに教えられており、もし可能なら論文のインタビューの一人に加えることができたらなぁと当時は軽く思っていた。まぁ結局論文の方は日本人にリサーチのターゲットを絞ったのでサイモンの事もいつのまにか忘れていて今日の日経で久しぶりに思い出したって感じ。

今回、サイモンが日本からイギリスに持ち込んだアイディアは【カプセルホテル】

これでカラオケとかあったらもうあっち系


そのイギリス版カプセルホテルの名前はYOtel たぶん、会社名のYoとmotelあたりを掛け合わせてできた名前っぽいが、実はサイモンはカプセルホテルの概念をそのまま持ち込んだわけではなく、イギリスの航空会社BAからも影響を受けているらしい。(公式サイト:YOtel

大学生の時に一度東京のカプセルホテルにお世話になった事があるんだけど、YOtelのカプセルホテルはかなりPoshな プチboutique hotelって感じがする。 写真だけじゃ広さはつかめないけどホテルプランで見る限りは昔自分が利用した蜂の巣みたいなタイプよりも断然広くて快適な感じもする(結構寝返りはうてそうだ)。 料金が書いてないからなんともコメントが難しいが・・・

しかし、色んな人間がアンテナを高く高く伸ばして掴んだアイディアをビジネスに生かしているのは事実のようで日経の記事で 他の二人も日本のらーめん、お風呂といった日本独自の文化を元にしたビジネスを起こし、どの企業も大きく成長中。

文化というのは、特に他国の文化にいたっては時には理解しずらくそれをビジネスに使おうなんて思ったりもしないところだが、今まであって概念をぶっ潰すといった起業家思考には他国の文化を理解するというのは極めて大事であり、チャンスがある行為なのかもしれない。

ん〜 文化、文化 でかるちゃ〜

Source:日経 2004年11月24日

投稿者 Yas : 11:14 AM | コメント (0) | トラックバック

August 26, 2004

Why so many business books are awful.

メインの中国の経済成長と公害についてはまだ読んでない かなりやばそうな雰囲気


The Economistのコラムより

記事の内容を一言で言うと、今書店で出回っている多くのビジネス書籍がどれほど、見新しい発見もなく過去の本の焼き写しの状態で、且つ内容的に乏しい反面 売るためにどれだけ力を注いでいるか などと痛烈に皮肉ってるアーティクルでした。 エコノミストを読んでて『こら、おもろい(その皮肉っぷりが)』って思ったのは初めてなのでブログに残したいと思います。

根本的な問題は、『ビジネス活動自身の特徴から、そんなに頻繁にものすごいいいアイディア(e.g. フレームワーク)を発見できる所ではないので良書自体が生まれにくい』とあります。 普通と言えば普通なんですが、ようするに例えば何かの事例についての解決策を説いたような本がたまに出版される一方で、繰り返しになりますが過去の本の刷りなおし または、巧妙に読者に興味を引かせる or ためになりそうと思わせるようにうまく偽装した本が沢山出版されそれがAwfulって評価を得てるんでしょう。

また、Amazonのランキングと本の売り上げについても言及していて、上位50位までの本が7ヶ月間で400万冊売れる一方で、その中の多くが年間売り上げでみると1000冊ぐらいしか売れていなかったりもするそうです。 ということは多くの本のライフサイクルは結構短いって事になりますね。。。 

個人的に、大抵ビジネス書籍コーナーに行く時にはすでに買う本を決めちゃっている場合が多い上、まだまだ定番モノを買うことが多いのでので あまり「今月の新書コーナー」には目が向かないのですが今度機会があったらどんな内容なのかチェックしたいです。 


Source:
The Economist Volume 372

投稿者 Yas : 07:28 PM | コメント (0) | トラックバック

August 18, 2004

イギリスでの三菱車

SHOGUN

今日は趣向を変えて車のお話。 

朝学校に向って歩いていると、後ろから三菱車に抜かれました。 イギリスでも日本車はよく走っており 日産の新型マーチとかは特に目にします。 そこでふと思ったのが、「(日本で今でも起こっている三菱車のリコール隠しはこっちでは話題になってないのか?)」ってこと。

今では少し時間が経ってしまいましたが、一時期 1週間に一度は三菱車が燃えてる光景をネットで目にしていました。 実際、時間が経てば経つほど新たなリコール隠しが明るみに出てきてマスコミを中心として一斉に三菱に批判が集中していたと思います。 

しかしそういった報道も今となっては、今日もまた三菱ふそうトラックが全焼してもYahoo!JapanのTopページに現れなくなってきています。(記事) ようするに、マスコミも消費者も「また三菱車か」と慣れてきてしまった感があるのではと思います。

一方、BBCで単に”MITUBISHI”というキーワードで検索を掛けてみました。 しかし日本のように簡単に今回のリコール隠しの問題に行き着くことはできませんでした。 そこででてきた疑問が2つ


1.確実にイギリスでも三菱車は毎日走っているのになぜそれが問題にならないのか しいて言えばなぜ日本にある三菱車だけが炎上したりするのか 仮に生産地域が違うと問題が起きなかったりするのか?


2.仮に、ある国で走っている三菱車の総台数が、事故が起きる頻度を関係があるとした場合 イギリスではそれほど明るみに出てない事実から 三菱車は他の日本車と比べて台数的にあまり走っていないのか?

ハッキリ言って、上記の2つはめちゃくちゃダブりがあります・・・

まぁそれはそれとして、1つ目の生産地域の違いですが、 ヨーロッパで走っている三菱車は、日本だけで生産されているわけではないようです(ヨーロッパもある)。 そのため仮に生産地域だけで考えた場合、イギリスで走っている三菱車も欠陥持っている可能性があると言えます。 

しかし、おもっきりこれは推測でしかすぎませんが 実際イギリス国内で三菱車が日本より話題性がないところから考えても ひょっとしたら製造する場所(ヨーロッパ)・製造者(海外の三菱のブランチ)の違いでリコール対象になるような車自体を生産していないのかもしれません。 もしそうだとしたら、本家のユーザーが可哀想すぎますが・・・

また、もう1つの推測としては三菱がイギリスに進出した時期にもポイントがあるかもしれません。ようするに 三菱が最近になって進出したため、日本で事故を起こしているような少し年代ものの車は走っていないため問題にならない といった流れです。 しかし、この頭にポンと沸いたアイディアも三菱が70年代に海外に進出している事実を知るとありえないなと分かります。


そして次の「三菱ユーザーの絶対数が他のメーカーと比べて少ないため問題になりにくい」という少し強引な仮定ですが、これはまだ数が少しは語ってくれるので検証は楽です。

結論から言うとイギリスの三菱車のシェアはランキングには載っておらず「その他」に入っている想定できます。そうなるとランキングでは一番下になる15位のHyundai シェア1.2%よりも少ないことになり、先の推測もあながち不可能じゃない話かもしれません。 しかし、個人的にはすごくビックリしています。ひょっとしたら他のメーカーとアライアンスとか組んでるのかな・・・


【イギリスでの新車販売数から見たメーカーのシェア(2003)】

1.Ford・・・・・・・・・・・・・・14.7%
2.GM/Vauxhall・・・・・・12.6%
3.Audi/VW・・・・・・・・・9.7%
4.Renault・・・・・・・・・7.3%
5.Peugot・・・・・・・・7.2%
-------
6.Toyota・・・・・・・4.9%
8.Nissan・・・・・・4.1%
12.Honda・・・・3.2%
-------
Mintel (2004)

話を三菱がどこの欧州のメーカーと組んでないとして(ダイムラー・クライスラー?)話を続けても、イギリス国内ではあまり三菱車ユーザーがいないのは事実のようです。

繰り返しになりますが、以上のシェア率から考えた場合 

シェアが低い⇒事故の絶対数が少なく話題になりにく 

という流れもひょっとしたらあり得るかもしれません。


しかしながら、自分で言ってなんなんですが、「これはあまりあり得ないのでは?」と思っています。 というのもヨーロッパの消費者意識からして(Watch dogとが存在するあたり) 走っている台数が少ないから問題として取り上げないとは考えにくいですからです。 

そうなると答えが見えてきません。単に今走っている三菱車自体に問題がないのか、本当にユーザーの数が少ないのか、それともヨーロッパの三菱もリコールを隠蔽しているのか・・・ 謎は尽きません。 

ただ、事実は日本の三菱ではすでにあれだけの欠陥車両と、リコール隠しが出てるのは事実、そして世界的に騒がれなさそうなのも事実。 そう考えると地域的なマネジメントに差が存在すると考えるのも不思議じゃないかもしれません。

これはInternational Managementの点からしてもなかなかおもしろい推測かと思います。 ひょっとしたらMITUBISHI MotorsはRegiocentricで地域ごとのマネジメントオリエンテーションを持ってるのかもしれません。 

そうなるとアジアの三菱、ヨーロッパの三菱とでは、扱う車種と社名は同じだけどマネジメントに関してはまったく違うってこともあり得るわけです。


Source:
Mitubhisi-Motors in the UK
Mintel. (2004). Car Retailing UK.

投稿者 Yas : 11:00 PM | コメント (4) | トラックバック

July 26, 2004

ドラフトワン売れる

今年の2月のエントリーで書いた大豆タンパクから作られているビール、「ドラフトワン」が結構売れてるようだ。

毎日新聞によると サッポロビールの持ち株会社、サッポロホールディングスがドラフトワンの販売好調により赤字から一転して黒字に転換した模様。

実は5月に某コンビニ経営者の方にインタビューした時に、ドラフトワン話題が出てぜんぜん売れていない と聞いていたので正直この発表には驚き。 ホンマに?って疑ってしまう。

確かに今の日本は猛暑で、ビールが売れる要素には十分満たしているし 実際数値でも去年比で軽く10%増と出ているようだが、それがそのままドラフトワンに影響を与えるとはとても思えない。 ひょっとしたらチャンネルか それても原価が実はめちゃくちゃ安いとかあるだろうか・・・

んんんん 実情が知りたい。

投稿者 Yas : 08:51 PM | コメント (2) | トラックバック

原点に戻ろう

午前中から図書館に行き、持ち込みのラップトップが使える自習室に向ったんですが、工事中で中に入れませんでした。 ネットが無かったら結構不便なんだけど、結果的にはネットで遊ばない分 作業が進みました(笑)

さて、帰国してからしばらく経ち、ようやく論文の作業をしているわけですが、ふと起業系のブログ[情熱起業列島]を見て、自分が大事な性質を見逃していたor忘れていたのに気づきました。

一言で言うと、アカデミックな思考・作業に慣れすぎて周りが見えてないって感じです。

学術的に物事を考えるのは、論理的に且つ深く物事を捉え考える って感じだと思っています。 しかし、たまに1つのトピックについて長い間 深く考えすぎると意外とおおまかな物事が見えてない、灯台元暗しな状態になる事に気づきました。

自分がハッと気づいたのは情熱起業列島さんの
「ベンチャーのすばしっこさはすごい。大企業では絶対まねできない。」
という部分で ハッキリ言って常識と言えば常識です。 
ただ自分にとってはまったく違うアプローチで起業のことを考えていたので、ある意味新たなは発見!って感じでこれを見た時は少し胸躍りました。

これからもっともっと自分のトピックを掘っていくので、たまに原点に戻りまわりを見渡していきたいです。

情熱起業列島さんに感謝!

投稿者 Yas : 07:59 PM | コメント (0) | トラックバック

June 20, 2004

C2とマクド

なんかやけに最近ジャンキーな食べ物について書いてるような気がするYasです。

さて、前のエントリーで「今度日本に帰った時に一番試してみたいモノ」として「コカコーラC2」を挙げました。今度はそれがマクドの店にも並ぶそうです。最初は、アトランタ、ニューヨーク、シカゴ、LA、オーランド、等のUS中心になるようです。(6月13日から発売開始)

個人的にはマクドで頼んだダイエットコーラは激しく不満が残るもで(ガスが弱い・氷が入ってない)、正直頼むドリンクに困っていました。 そこで今回のマクドでのC2の発売はさらなる自分がマクドに行く動機づけになるのでは?と思っています。(だから太るって) 

しかし、C2がすでに発売されている日本市場ですが「薬品みたいな味」という風に結構批判もあるそうです。 ん〜ますます試してみたい。。。 一方、世界的にみて日本が一番最初にC2を売り出したそうです(5月18日)。

Source:[mfood104 62]

投稿者 Yas : 09:08 AM | コメント (0) | トラックバック

June 16, 2004

McDonald'sとサラダ

マクドこと、McDonald'sが変ろうとしている。日本でもそれ以外の国でも

日本だと、先の藤田 田氏が亡くなったことは記憶に新しいが、今までの低価格路線をやめ『脱デフレ路線』といった方針をうちだしている。 また、それの影響か新しいタイプの店舗出店などで(大阪キタの茶屋町店とかね) 今までとは違った付加価値をつけようとしてるような感じがする。 

最近、新発売された『マックグラン』というボリュームを重視した新商品もその戦略にのっとったものだと思う。 結局、McDonald's Japanは時代の流れに上手く乗ろうとしてるということか、、、な?

さて、日本のマクドのことはこれぐらいにして、今日はCityを歩いていると怪しげなテーブルがマクドの前にでていて何やら店員が路上販売なるものをしていた。 夜、駅の改札機の横で帰宅中のサラリーマンをターゲットにしてドーナツを売ってる某有名ドーナツ屋じゃあるまいに・・・

群集が散った後にとったの人がいない が、その前は結構な人が見ていた  記事とは関係ないけど、マクド店内にあたインターネット端末 レジでクーポンを買うとネットが使える

Crispy Chicken Caesar Salad 3.49ポンド さて高いか安いか・・・  新しくなっていた店内 前と見違えるよう しかしベジタリアンメニューがない

近づいてみると、どうもサラダを売っているようだった。 そう言えばFood104の記事の中にアメリカのマクドがサラダを単品で売り出したのを見た。 そうか、今度はこれがイギリスに来たのか・・・

自分としては、日本だろうとイギリスだろうとマクドにはほとんど行かない。↑に書いた茶屋町のマクドもhidkが綺麗になったということで行っただけで、正直な話自分はあまり好きじゃないのだ。 だって太るから。

しかし、サラダを出しているのはポイントが高い。新しく行く機会が増えたと言えるだろう。 実際のところ、路上販売していたのは女性を中心にアピールしてるようだった。 

そして、実際食べてみる。 注文したのはCrispy Chicken Caesar Salad 。 ようするにシーザーサラダの上にチキンフライがのってるって感じ。 なぜヘルシー志向なのに(仮にだが)チキンをのせるのか? なぜバーガーじゃないのか?

たぶんだが、揚げ物のチキンをのせる事により、

・低コストで値段を上げれる 
揚げ物だから 既成のチキンフライを揚げて切るだけで済む

・ターゲットの拡大が見込める
チキン抜きのサラダだけのメニューがなかったのが不思議だが、一応これなら
ベジタリアンでもチキンをどけることで食べることができる。 てか、簡単に提供できるんだろうけど値段設定が難しいため(安くなりすぎちゃう)あえて避けているのか 

・チキンという食材がヘルシー志向と合致している
バーガーと違ってカロリーも少ないので(揚げてるが)趣旨とまったく逆行してるわけではない

・ボリューム感を出す
腹ペコでサラダだけじゃ寂しい


味の方だが、値段は少し高いが(値段は3.49ポンド バーガー単品に比べると高い)そこそこだと思う。 それ以上に野菜のボリュームがあるので満足度は低くはないと思う。

細かいことだが、レタスの鮮度は普通だった、ただ凍り水に漬けたりはせず、仕込んだものをそのまま冷蔵庫から出してきているようなのでシャキシャキ感は無かった。 おもしろいのは、チキンフライが若干暖かいこと。 確かに、揚げたてだと、少しサラダと一緒に食べるのは抵抗はある?(自分はない)かもしれない。 

とにかく、今までマクドを比較的不健康な商品を提供するという理由で、利用しなかった自分みたいな顧客グループにはおもしろい商品だと思う。 今後どうなるか楽しみだ。

しかし、同じグループ企業、同じタイミングで日本では今まで安かった商品をメインに売っていたのから、より単価が高いのにシフトしようとしている一方で、イギリスでは値段ではなくて商品種別に目を付けるとは。 こうも地域も変われば需要が変ってくるのか・・・Levittさんもビックリである。


PS:
ところで、この商品で競合するのはどこになるんだろうか・・・ サンドイッチ屋かなぁ?そうだとしたらプレタマンジェとかになるんだろうか 興味は尽きない

投稿者 Yas : 10:55 PM | コメント (2) | トラックバック

June 03, 2004

マークス買収される?

NIKKEI NETで興味深い記事があった。イギリスのスーパーマーケットの1つであるマークス&スペンサーが買収されるかもしれないのだ。 

マークス&スペンサーは、イギリスの代表的なスーパーマーケット:TESCOやSainsbury'sなどの街の中心から少し離れた郊外に大型店を出店方法ではなく、店舗面積こそは2つのスーパーに負けるが街のど真ん中に出店するのである。 そしてターゲットも比較的お金がある層を狙っており商品の値段も高い。 また、最大の特徴としてマークス&スペンサーで売られている商品はすべて自社開発なのである。 それこそ、パンツからコーラまで。

衣料専門店チェーンを保有する実業家が動いているようなので、もし買収が成功した場合 マークス&スペンサーがどう変るのか見ものである(衣料はマークスのメイン商品)。

以下、記事の引用。

「英M&Sに買収提案、実業家が「最大1兆8000億円」

 【ロンドン=野沢正憲】英国で衣料専門店チェーンなどを保有する実業家のフィリップ・グリーン氏は3日、英大手総合スーパー、マークス・アンド・スペンサー(M&S)を買収する意向を表明した。買収額は最大90億ポンド(約1兆8000億円)と、欧州の流通業界で最大級の買収案件となる。

 M&Sは英国に300店超を持つほか、海外28カ国・地域に展開、2004年3月期の売上高は83億ポンド。創業120年の名門小売業で、日本の流通業界も商品政策などの模範としたことで知られる。

 ただ昨年以降、主力の衣料品販売が価格競争のあおりで落ち込み、株価が下落、買収対象になるとの観測が高まっていた。グリーン氏は英大手衣料専門店の買収実績がある実業家で、現金と株式交換による買収を表明。M&Sに対し、詳しい経営情報の開示を要求した。

 グリーン氏は敵対的買収の意向がないことを明らかにしているが、M&Sは経営陣を刷新し、対抗する姿勢を見せている。グリーン氏が買収価格を引き上げないと、株主の賛同を得られにくいとの見方も多い。


Source: NIKKEI NET 2/06/2004

投稿者 Yas : 06:45 PM | コメント (0) | トラックバック

June 01, 2004

ブランドイメージ・外食編

日経レストランメールマガジンで外食産業のブランドイメージのランキングがあった。 やはりというか1位は「スターバックスコーヒー」、2位「モスバーガー」、 3位「マクドナルド」。 マクドナルドに関して言えば昨年は1位だった模様。 やはりBSE騒動はブランドイメージにも確実に影響与えているようで、この時期にスターバックスが1位になったのもそのためだと考える。

以下、メールマガジンからの引用。


対象となった1000ブランドのうち、飲食店(外食企業)は35。昨年の1位〜5位は、「マクドナルド」「モスバーガー」「スターバックスコーヒー」「ケンタッキー・フライド・チキン」「吉野家」の順だった。「マクドナルド」「吉野家」は、BSE騒動の影響などが大きかったようだ。一昨年から昨年にかけても上位の顔ぶれは入れ替わっており、ブランド力を維持することの難しさが表れている。

 全体1000ブランドの中で100位に入った外食ブランドは6つ。最も順位を上げたのは「牛角」で、昨年の644位から305位に浮上している。また、それぞれの評価軸で見ると、総合力の順位とは違った面が見える。「フレンドリー」のNO1は「ミスタードーナツ」、「コンビニエント」は「リプトン」、「イノベーティブ」は「スターバックスコーヒー」で、「アウトスタンディング」は「モスバーガー」という結果だった。

 ホテル(調査対象ブランドは21)の順位も入れ替わっている。今年はヒルトンホテルがトップで、以下、下の表の通りだが、昨年は、帝国ホテル、ヒルトンホテル・ホテルニューオータニ(同点2位)、ホテルオークラ、シェラトンという順だった。
■飲食店のブランドイメージ(上位15) ※カッコ内は全体の中での順位
1位(14)   スターバックスコーヒー
2位(25)   モスバーガー
3位(60)   マクドナルド
4位(84)   ミスタードーナツ
5位(86)   ケンタッキーフライドチキン
6位(99)  リプトン
7位(133) 不二家
8位(194) 吉野家
9位(204) ドトールコーヒー
10位(217) ガスト
11位(262) ロッテリア
12位(301) アフタヌーンティー
13位(305) 牛角
14位(307) バーミヤン
15位(336) すかいらーく

■ホテルのブランドイメージ(上位10)
1位(264) ヒルトンホテル
2位(333) 帝国ホテル
3位(399) ホテルオークラ
4位(400) プリンスホテル
4位(400) ホテルニューオータニ
6位(479) シェラトン
7位(503) 日航ホテル
8位(536) ハイアット・リージェンシー
9位(552) ホテルミラコスタ
10位(559) 全日空ホテルズ

-引用終わり-
「日経レストランONLINEマガジン」  No.114より


ホテルに関して言えば、以前ではヒルトンが強いもよう。 インターコンチネンタルがないのが少し驚き。


投稿者 Yas : 05:27 PM | コメント (0) | トラックバック

April 05, 2004

HospitalityとITとグルメサイト

Hospitalityの業界もまたITの恩恵を大きくうけている業界の1つだと言える。例えばユーザーの視点からよく見える話だと、オンラインでの航空券の予約、購入。またはホテルの予約等が挙げられると思う。 そして今ではそれは当然のように機能しているし、実際便利だ。

だが、自分が個人的に強く興味を感じるのは、レストラン業界においてのIT化である。

基本的にレストランも

例えば、グルナビを代表とするグルメサイト、お店の検索やクーポンを発行したりしてるサイトだが、記事によるとあまり思うようには成功していないようである。

投稿者 Yas : 01:02 PM | コメント (0) | トラックバック

March 17, 2004

カフェ経営コース

hidkのケーキ繋がりってわけではないが、1つおもしろいものを見つけた。大阪スクールオブキャリナリーアートという学校ではフードビジネス、特にカフェに焦点を置いたマネージメントのコースがある。ほとんどの受講生が女性らしい。

コースの内容はともかくとして、この学校 すごいいいところに目を付けたと思う。その商売として。

元来、性別問わず個人で飲食業界に入ろうとした場合、カフェというのは一番先に思いつく業種ではないだろうか、理由としては投下資本が少なくて済むし、小規模でも回すことが可能だから。

昔は喫茶店と言えば「サラリーマンのおっちゃん達が行くところ」というイメージから、新しく「カフェ」というとても聞こえが良い名前が出てきたおかげが、今まであった喫茶店のネガティブなイメージもなくなり しかもスターバックスを代表とする外資系の企業の成功を収めた結果、喫茶店(カフェ)をはじめよう or 自分もおしゃれなカフェをはじめたいと思う人が出てきたのはごく自然なことではないかと思う。

そこで、この学校の登場。

1年コースで学費130万円前後・・・ 高いか安いかは個人の価値観次第だが、今まで経験が無い人にしたら意味があるのかもしれない。

だが、今ですらかなり乱立してる喫茶業界で今から出すとなると雰囲気だけでも厳しそうだ。けどひょっとしたら大企業ができないような手法がもしあるのなら成功することも可能かもしれない。一杯300円前後のコーヒーで利益を得るのは大変だが、個人的にはここで勉強した人を応援したいと思う。

投稿者 Yas : 04:52 PM | コメント (0) | トラックバック

February 24, 2004

Entrepreneurship

今日の自分のタスクはMikeから教えられた、USの大学のサイトからの情報収集。 ずいぶん前にもアドレスを教えてもらったんだけど、結局 検索ページを見つける事ができなくてほったらかしにしてた。けど、一晩掛けた価値はあったかも。

すべての記事がEntrepreneurship:起業の事だけど、結構Practicalな事が多いので興味がある人は一度目をとおしてみるのもいいかも。あとBabson CollegeはEntrepreneurshipではパイオニアらしいです。(by Mike)

Babson College

Babson College:Center for Entrepreneurial Studies(検索の入り口)

投稿者 Yas : 01:28 AM | コメント (2) | トラックバック

February 11, 2004

Priceline.com

今回のタームの中で経営戦略ってコースがあるんだけれど、今自分の会社(自分がCEOになって向こう2〜3年の戦略を立てましょうってのがAssingmentの課題)はPriceline.com はっきり言って日本人で知ってる人はあんましいなさそう・・・業種としてはOnlineで航空機のチケットなどを売る会社です。 で、自分も今回の授業まで聞いたこともなかったPriceline.com これがなかなかおもしろい会社なんですよ・・・

創業は1997年、Amazonなどの初期のインターネットの商業サイトと比べるとちょっと遅れ気味ですが、USでは航空機のチケットが安く買えるってことで結構人気があったみたいです。

で、この会社のどこがおもしろいかと言うと顧客自信が値段を設定してチケットを買うことができるってこと(Reverse AuctionとかName your own priceとか名前がついてるシステム(システムの名前自体はdeman collection system)。 公式には後者の方が正しい名称)

具体的な例をあげると、ある飛行機のチケットがほしい顧客がいた場合、その顧客は自分で値段が設定できPricelineは自社のデータベースを使って今度はSupplier(この場合だと飛行機会社)の値段と照会するってこと。 ポイントはPricelineはインターネットを使って需要(をあつめてそれを供給者により効率的に伝達するってところ。通常の事前に値段を設定してるわけではなく、顧客がチケットを探すたびに一番安いチケットを探しせるって感じでもある。 Pricelineは毎日50万席以上の空席を上手にうめていってるってとこかな。

まぁ、アイディアとしてはおもしろくて値段も他のOnline tourism companyと比べると安いらしいが肝心の収益に話をもってくるとそうはいかないみたい。 前回のアメリカでのテロ以降
順位的には売り上げ世界一みたいだけど今だに黒字になっているわけではない模様。 売り上げはすごいんやけどねぇ 

また、これも前回のアメリカの同時多発テロの影響か、今度はtourismの商品だけではなくガソリンや生活用品(ほんと食料とか)もこのdemand collection systemで扱っていたらしい。 イマイチ成果はあげなかったみたいやけど・・・

以上が大体の概略。今のところサイトがあるのはUS,UK,Hongkongと合計3つ 2000年に一度日本のSoftbankと提携して進出しようとしたがSoftbankと交渉がうまくいかず白紙にもどったみた。 

このAssingmentは個人的にはおもろしろい というのも大学の時の卒論でおもっきりOnline shoppingの事をやっていたのでReverse auctionを知らなかった自分がショック。けど科目としての経営戦略はホンマに難しい わけがわからん・・・


Sources:Priline.com and Euromonitor "Wolrd Market for Online Tourism (April 2003)"

投稿者 Yas : 01:15 AM | コメント (2) | トラックバック

February 04, 2004

Draft One

去年サッポロビールが確か九州限定で発売していた麦を使わないビール「ドラフトワン」が今度は全国発売になるらしい。

View image

この商品のキーポイントはズバリ”価格”。原材料にエンドウたんぱくといった通常の酒税が適応されない原材料を使ってるため、税金の適応が前に増税になった発泡酒よりより安い”雑酒”扱い。 そのため値段も500mlで175円とかなり低価格。増税になった発泡酒と上手いこと市場が調和できるかが問題になりそう。 

ま、もっと根本的に麦芽を使わないビールがどこまでビールor発泡酒に似るかかなり興味がある。 一応キャッチで「スッキリ」とあるけど、実際飲んだ事ないけどスッキリだけじゃなぁ いまいちパンチが弱いキャッチなのであんまり美味しくないのか?と疑ってしまう。 しかし、ひょっとしたら後発のメーカーがより発泡酒に似たものを作ったりしたらヒットするかも。また日本で試したいモノが増えた。


Source:サッポロビール

投稿者 Yas : 10:16 PM | コメント (2) | トラックバック

January 26, 2004

データベース

最近というか毎日の様にインターネットには繋ぐんですが、勉強の関係で論文のデータベースに頻繁にアクセスします。 が!これがかぎって夜になると重くなる!! 使ってるのはBusiness Source Premier ってやつなんやけどホンマ思い! 今これ書いてるウチも検索中やし・・・ やっぱり検索は昼間したほうがいいのかも・・・

投稿者 Yas : 10:37 PM | コメント (0)

December 05, 2003

クーポンサイトと外食産業

あじゃじゃってモノをご存知でしょうか、メールマガジンを発行するところで有名な株式会社まぐまぐが今回新たにはじめたサービスの名前がコレなんですが、ようはクーポンポータルサイトなわけです。しかし個人的には懐疑的なわけで、、、 

あじゃじゃ

まずサービスの概要としては、利用者がこのサイトで自分が行きたい店のクーポンを印刷して(携帯電話も使える模様)利用する、そして企業側はその使われた回数に応じて利用料金をまぐまぐの方に支払うって感じです。 料金に関してみるとユーザーが1回チケットをダウンロードすると加盟店は1回100円の支払いがあって(上限50回まで だから5万円が最高)それほどDLが見込めなくても企業への負担は軽く済むっていう仕組みです。

値段からも分かるようにこのサービスは結構企業側からしたらとっかかりやすいわけですが、今の所ひょっとしたら認知度のせいかもしれませんが、仮に「大阪全域」、「グルメ」で検索してもわずか2件しかHitしなわけでまだまだクーポントータルサイトを言うには努力が必要だなと思ったりもします。けどこの値段設定はある意味魅力だと思います。

次に、かなり個人的な主観なんですがこういったクーポンサイトを利用するユーザーって結構グレーゾーンって感じでイマイチつかめにくそうな感じがします。例えばゴールデンアーチなマクドナルドだと海外のマクドナルドのサイトでもこのクーポンシステムがあったりして、実際クロアチアの1つの国で10店舗ちょっとしかないところでもちゃんとクーポンをDLする所があったりします。が、しかし周りの日本人の友達やそれ以外の国籍の友達に聞いて見てもそれほど使った事がある人はおらず、中には”試しで使ってみた”って人はいるけど(自分のそのクチ)よく使ってるって人はまったくいなかったりします。それ以外の企業を含めても。

要するに実存するネットの割引クーポンはもちろん割引される商品にはよると思うけど、インターネットで印刷して店まで持っていく手間(今は携帯でもOKだけどアクセスしないといけないのは一緒)、もともとそれほど魅力的なクーポンがない(いったいどれぐらいの人がポテト1つ無料のクーポンを繰り返し使うか)、存在を知らない人も大勢いる って点からしてもなかなか難しそうな感じは否めません。

このあじゃじゃの場合だと、このサイトを見た人はまず店の検索から始まるわけでそうするとユーザーはそのクーポンを発券してる例えばレストランがどのような所にあって、どんな雰囲気かそのサイトを見て初めて知るわけで結構チケットのDLまでには時間と勇気がいると思います。名の知れた店舗やすでに1回でも行ったことがある店舗ならまだクーポンがDLされそのチケットが利用される機会があるかもしれないけど、一度も行った事もなくしかも情報はあじゃじゃの紹介ページのみって所じゃなかなかチケットは利用されないんじゃないでしょうか。

なんかかなり書いてて文章が混乱してますが、まとめると、、、

ネットでのクーポン:
・全体的に付加価値の低いクーポンが多い
・繰り返して使われる感じがしない
・あまり力を入れてる企業をあまり聞かない(上記の理由だからかも)

あじゃじゃ:
・企業側の負担はそれほど高くないため、中小の店舗でも十分利用することは可能
   (例えば町のらーめん屋さんみたいな)
・地域、店舗認知度、チケットの内容によっては利用される率は大きく変る
   (チケットがあるだけで、新規のお客さんが来るってのは弱いと思う)
・あじゃじゃ自身、契約してくれる企業を探すのが大変そう なぜならネットクーポン自体知ってる人が多くないから。


最後にこれだけ言っててなんだけど、このアプローチはいまだ成長段階で、色々問題はあるけどどうにかしたら有効なプロモーションのデバイスの1つになりうる かも しれない。

投稿者 Yas : 10:53 PM | コメント (2)

December 04, 2003

中小飲食業の海外ビジネス

asahi.comの国際記事のところに面白い記事があった。
日本にあるらーめん横丁が、なんと香港にも出店を開始したらしい、、、

記事によると、香港に開店したラーメン店は計6店らしく、
コストを抑えるために、現地で専用の麺工場を建設し、
それらを各店舗に供給するシステムらしい。
けど結果的には日本より高めに設定しているらしい。

そこのオーナーは現地で、すでにビジネスをしていた邦人で、
日本でらーめんビジネスをやってる人の協力を得て
実現した模様。

興味深いのが、出店の仕方で方法で基本はPolycentric
(i.e. host countryを尊重)なのに対してManagement levelでは
比較的Ethnocentric(home country base)ぽいところ。

確かに、邦人だからethnoってのもあって、実際中身は
host countryを中心に動いてるかもしれない。しかし、
らーめんといったすごく元の国の文化に影響されやすい
(この場合、らーめんは中国からじゃなくて日本の文化って
考える) 商品の場合、Management levelは
ethocentricの方がいいのかもしれない。

記事の最後で、

”「中小飲食業の海外ビジネスのモデルにしたい」と高城さん。「日本と同じ味」にこだわる店もあれば、「香港人の好みを研究し、改良を重ねた」という店も。成功すれば個別に香港で2号店、3号店を出してもらうこともあるという。”

と あったがとても興味深い
ぜひ頑張ってほしいところだ。

asahi.com

投稿者 Yas : 11:37 PM | コメント (0)

December 03, 2003

韓国の外食産業

前回は韓国のネットの普及率みたいなのを韓国の友達から聞いた事を元に少しだけ触れましたが。今回は自分がいつもとっているメールマガジンに少しおもしろいのがあったので紹介。韓国ではマクドよりロッテが強いってみんな知ってた? その前に以下がおおまかな日本と韓国との比較です。

                日本      韓国     対日比率
人口           12,750万人   4,850万人   38%
国内総生産       39,924億ドル  4,766億ドル  12%
一人当り国民総所得  31,854ドル   10,013ドル   31%
外食市場          25,6兆円    3,6兆円    14%

見てもらいたいのは、対日比率ってやつで、外食産業の規模は明らかに日本よりも小さい事が分かります。そうするとマーケットの魅力からしたら、国民総取得の面から見てもあまりよくないと想像できると思います。けど実際、そのメールマガジンの記事では

”以上のように人口、一人当りの所得は日本の約3分の1程度であり、外食のマ
ーケットサイズは日本と比べて7分の1くらいです。 これだけ見ますと、ビジネス的にはあまり魅力が感じられないかもしれませんが、韓国の人口の40%以上が首都ソウル及び近郊都市に集中しており、東京くらいの面積に約2千万人が住んでいるのです。また都市住民の所得は地方よりかなり高いため、首都ソウルでの飲食ビジネスの可能性は日本並みに高いと見られます。”

って感じで書いています。

が、自分的にはちょっと待った!って感じです。果たしてそんな簡単に”首都ソウルでの飲食ビジネスの可能性は日本並に高いと見られます。”って言えるんだろうか・・・と

(i.e.そこまで言い切るにはevidenceがなさすぎる、これってただの憶測ちゃうん!?っと言いたい)
確かに、ソウル市内に限って言えば総人口の40%がそこに集中してるからってその40%の中身ってどうなん?同じ年齢の世代でもないやろうし40%もいるならお年寄りも沢山いるやろうし 40%集中してるという数字だけで日本とビジネスの可能性について言及するにはおかしいと思う。

で、もっと問題なのがこの記事を書いたのは韓国の人って事でひょっとしたら先入観もあるって事では問題があるってこと。(i.e.ひょっとしたら東京の飲食ビジネスの事は知らないかもしれないし、そもそも日本並の定義って???)これが以外にやっかいで仮に本人は第3者に徹していたとしても日本の情報が手に入りにくかったりはするわけでやっぱりそこにbiasがあるかもしれない可能性はあると思う。

で、こんだけ批判しといてなんだけど、この文章はとてもおもしろいです。(苦笑)

韓国のファーストフードに限って言えば、ロッテ財閥(あのお菓子のロッテ and 日本ではどう考えても日本マクドナルドに圧倒されているロッテリア)が圧倒的に強い。(e.g. ロッテリアが750店舗、マクドナルド:321店、バーガーキング113店舗 in 2001)

やったね!ロッテリア!! こんなところで頑張っていたとは!
日本ではえびバーガーは個人的に好きだけど、それ以外の商品挙げてみろ!って言われると昔小学生の時に食べまくったあの味が濃いテリヤキバーガーぐらいなもん。が、しかし韓国にあるロッテはマクドナルドより約10年早く1979年から韓国で営業を開始したらしい。

よくMarketingの授業で世界でもっとも成功した商品、店舗で挙げられる例としてCoke Colaと
マクドナルドグループがあるけど、なかなか世界全部でリーディングカンパニーになるには難しいみたい。

Soruce:
「週刊Food104」より

PS:
ロッテの事で少しだけ付け加えると韓国とロッテは日本人とロッテ製品との関係よりも ひょっとしたら深いかもしれないって感じで、ひょっとしたら知ってる人もいるかもしれないけど韓国ではロッテ遊園地なるものが存在して韓国ではとてもポピュラーらしい(もちろんひらぱーなんて目じゃない) ひょっとしたらそこまで浸透しているブランド名、年月があるからこそ韓国マクドナルドが苦労しているのかもしれない。

投稿者 Yas : 10:45 PM | コメント (2)

October 28, 2003

CroatiaでのHospitality Business その1

昨日無事グループプレゼンを終えたわけだけど、
今度は来週金曜提出のレポートが待ってる。

で、今の授業はMarketingなんだけど
レポートの題を簡単に言うと
"どのようにしてCroatiaにHotel or Restaurant進出させるか"
Hotel,Restaurant は自分でどっちか選べるれるわけだけど
自分はRestaurant組

んんん。。。 前のプレゼンで大体のCroatiaの国のことは
分かったなので(PESTE)とりあえずマクドぐらいはあるだろうと検索

じゅ、16店舗・・・

かなりレポートの先行きが不安になったけど、続けて自分が思いつく
世界中にあるInternational RestaurantsがどれだけCroatiaに
進出してるからとりあえず調べてみる(かなり無さそう)。

以下リスト、

-First food Restaurants-
Burgar King
Hard Rock Cafe
Harry Ramslen's Cafe (英国生まれのFish&Chipsチェーン FCを主にしてる)
Pizza Hut!
Rainforeset Cafe (カジュアルテーマレストラン 店員がジャングルみたな店内を案内してくれる
らしい ぜひ一度行ってみたい ロンドンにあるそうな)
TGI (Pizaa Hut!, COSTAとこれと 全部Wheatbreadのブランド)
TacoBell


-Cafe-
Starbucks
COSTA
Coffee Republic
Pret A Manger (サンドイッチチェーン英国がベースだけど現在4カ国:UK US China and Japan
まだ大阪にはないらしい ここのBLTは美味しいよ)

ない、ことごどくない! さすがにKFCとかBurgar Kingとかは1店舗はあるかと
思ったのに検索に引っかからない・・・ ひょっとしたらあるのもかも
てなことで自分よりCroatiaに詳しいコースメイトにメールしよ

けどこれで大体分かるのはInternational Restaurantが海外に進出するのは
想像以上に難しいってこと。もっと言うとちょっマクドってすご!ってこと

確かにProductによるってのは、よくMarketingのテキストに載ってるけど
Restaurantの場合はそれは顕著 ごーるどあーちのハンバーガーは
確かにすでに知名度があるから他のProductと比べるとまだ浸透率は
高いかもしれないけど それ以上にハンバーガーそのものがKEYになってると思う やっぱ
Fish & ChipsのFC店が他のEUの国にないみたいな。

”万人うけするProductの方は海外進出しやすい” (かもしれない) 

やっぱ常識的に考えて、Croatia 経済があまりに良くなくて、物価が安い市場
=まだHospitality Industryの成長段階 なのでマクドの店舗数が少ないor他の
メジャーなFirst Food Rがないのも当然かも

けどけどIntenationalなRestaurantがマクドだけってのはおかしい・・・


とりあえず自分のレポートは

”イギリスで何十店舗or何百店舗を持ってて それなりに成功している
サンドイッチチェーン店が頑張ってCroatiaにも店出しちゃうぞ!” って題

自分で書いててあれやけど、もっと違う国選べよと思う

投稿者 Yas : 08:12 PM | コメント (0)